石川製作所株価上場来高値を更新
北朝鮮への軍事リスクや、核実験、ミサイルへの脅威が株価へのバロメーターとなっている。値動きの良さが投資家に上値追いの材料視となり、防衛関連銘柄の中でも上場来高値を更新。
しかし現実的には機雷を製造しているので、北朝鮮とアメリカが軍事衝突したとしても、石川製作所(6208)の機雷需要が高まるとは思えない。豊和工業(6203)も同様に、本来の意味での防衛関連株で物色されているよりは、値動き重視という側面が強い。
こうした流れで世界大手資産運用会社ブラックロックの日本法人、ブラックロックジャパンが石川製作所株式を大量取得した。9月22日に提出した5%ルールによると、発行済み株式の5.36%、34万2500株を買い付けたことが判明した。
マーケット関係者の間では、ブラックロックが同社株式を大量取得したことが、短期目的なのか中長期投資なのかによって、今後の株価に影響があると注目されている。
参考5%ルール大量保有報告書 石川製作所(6208)-ブラックロック・ジャパン(大量取得)
参考アナリストレポート拾い読み毎日配信
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