市光工業ストップ高、３度目の業績上方修正ポジティブサプライズ決算

市光工業決算発表ポジティブサプライズ

市光工業(7244)が買い気配から始まり、午前９時３０分に８０円高４９９円で寄り付いた。この日の値幅制限一杯のストップ高となり、寄り付き後も４１万株超の買い注文を残している。

２月１０日に市光工業決算発表がポジティブサプライズの内容だった、モメンタムは好業績と推測されていたが通期見通しを３度目の上方修正は株価に素直に反応された。

クレディスイス証券では、２０１６年４月～１２月期の営業利益１６億円は前年同期比１９６％増、アセアン拠点の収益改善が続き自動車部品全般の受注が大幅に拡大したと業績上方修正の理由を分析、アナリストは「業績モメンタムはさらに加速。」と表現している。

２０１７年度３月期では３度目の上方修正、現段階では検討中の案件「Valeo」との提携があれば拡大による効果にも注目されるという。