ほぼ日IPO初値予想セカンダリーも注目
今週はIPOラッシュが続く、注目度の高いのは「ほぼ日(3560)」で著名コピーライター糸井重里氏が代表を務める。1998年から「ほぼ日刊イトイ新聞」WEBサイト開設、ほぼ日手帳も社会的に知名度が高い。
ほぼ日初値予想は公開価格2350円の1.5倍の3760円を基準に、更に上値の高いパフォーマンスを想定。ベンチャーキャピタルの売りが出ない事、公開規模が10億8100万円と初値騰落率が高いパフォーマンスになる条件が揃っている。地合いによって初値が控え目だとセカンダリー投資のチャンスがありそうだ。
ほぼ日の公開価格は仮条件上限の2350円で決定、3月16日にジャスダック市場へ新規上場する。事業内容は「インターネットを利用したコンテンツ提供及び商品の企画・販売」で、ほぼ日刊イトイ新聞を運営しながら人気商品ほぼ日手帳、ほぼ日ストアでは生活用品や読者層に関心の高い商品を販売している。
公募25万株、売出し15万株、オーバアロットメントによる売出し6万株、主幹事みずほ証券、引受参加幹事は三菱UFJモルガン・スタンレー証券、SMBC日興証券、岡三証券、SMBCフレンド証券、丸三証券、マネックス証券、SBI証券と、この公開規模で幹事証券が多過ぎるほどIPO需要があることを裏付けている。
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ほぼ日 企業沿革
昭和54年に東京都港区において個人事務所として、現在の「株式会社ほぼ日」の前身である「有限会社東京糸井重里事務所」を創業しました。有限会社東京糸井重里事務所設立以後の企業集団に係る経緯は、次のとおりです。
昭和54年12月 |
糸井重里の個人事務所として、有限会社東京糸井重里事務所 設立 |
平成10年6月 |
ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」開設 |
平成11年3月 |
本社移転(東京都港区東麻布) |
平成11年11月 |
インターネット通販開始 |
平成13年8月 |
本社移転(東京都港区三田) |
平成13年10月 |
『ほぼ日手帳』販売開始 |
平成14年10月 |
株式会社東京糸井重里事務所に組織変更 |
平成15年10月 |
卸販売開始 |
平成15年12月 |
出版事業開始 |
平成16年9月 |
株式会社ロフトにて『ほぼ日手帳』を販売開始 |
平成17年11月 |
本社移転(東京都港区南青山) |
平成22年12月 |
本社移転(東京都港区北青山) |
平成23年11月 |
「気仙沼のほぼ日」(宮城県気仙沼市)開設 (注)1. |
平成25年6月 |
「株式会社気仙沼ニッティング」会社設立(宮城県気仙沼市) (注)2. |
平成26年8月 |
店舗兼イベントスペース「TOBICHI(とびち)」開設(東京都港区南青山) |
平成27年2月 |
店舗兼イベントスペース「TOBICHI(とびち)②」開設(東京都港区南青山) |
平成28年1月 |
本社移転(東京都港区北青山)(同じ北青山内での移転) |
平成28年6月 |
犬や猫の写真SNSアプリ「ドコノコ」(iOS版)配信開始 (同年7月Android版配信開始) |
平成28年12月 |
株式会社ほぼ日に社名変更 |
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