Gunosy決算発表で株価急落は買いの好機
スマートフォン向けニュースアプリ「Gunosy」、「ニュースパス」を運営、情報キュレーションサービスのリーディングカンパニーとして急成長企業。アプリ利用者数の増加で広告収入が拡大。
2017年4月14日、Gunosyは第三四半期決算を発表2016年6月~2017年2月の売上高は56億円(前期比82.6%増)、営業利益10億8600万円(前期比200%増)、最終利益8億9100万円(前期比182%増)と大幅増収増益となった。
好決算発表となったがGunosy株価は急落、4月17日は朝から売り気配で始まり150円安の2285円で寄り付いた。その後も売り圧力が強く午前9時43分には428円安の2007円まで急落。午後は値を戻す場面もあったが298円安の2137円で取引を終えている。
株式市場の見方は好決算ではあるものの、市場コンセンサスに近い数値で通期の業績見通しを据え置いたことから、「好決算発表で材料出尽くし」となったと話題になった。株の世界では「好材料出尽くし」と言われ株価が下落する時に解説に使われる言葉だ。
参考Gunosy 第三四半期決算説明資料(2016年6月~2017年2月)
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岩井コスモ証券アナリストレポート
Gunosy株価急落の中で岩井コスモ証券は投資判断を新規「A」、目標株価3200円とするアナリストレポートを発行した。インターネット広告収入が好調、40代~50代の層が利用するニュースアプリ「ニュースパス」が新たな成長ドライバとなり、中期的に高い収益成長が期待できる企業として注目したようだ。
2017年5月期の営業利益が前期比2.5倍の大幅増益、ニュースパスのアプリ累計ダウンロード数は2043万件で前年同期比6割増、アナリストはスマートフォン広告市場の拡大は同社にとって追い風になると説明している。
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