JSRと資本・業務提携、持田薬とがん治療領域のバイオシミラー開発
ジーンテクノサイエンス(4584)が買い気配、前日比300円(20.3%)ストップ高の1775円まで買われ、同水準で取引が成立した後も買いが流入している。5日引け後、JSR(4185)との資本・業務提携および、持田製薬(4534)とのがん治療領域でのバイオシミラーに関する開発で共同事業化契約したと発表した。
同社とJSRの資本業務提携で、両社の経営資源を組み合わせることで、同社のバイオ医薬品事業並びに JSRのライフサイエンス事業をそれぞれ強化し、同社の企業価値並びに JSRのライフサイエンス事業の事業価値の向上を目指す。双方による業務提携へのコミットメントとして、同社はJSRを割当先として、同社普通株式の第三者割当増資を実施する。普通株式34万3407株を割り当て、手取り概算金で4億9500万円を調達する。調達資金の使途は、バイオシミラー事業に3億8200万円、バイオ新薬事業に1億1300万円を充当する方針。
持田製薬とは今後、同社は開発の進捗に応じたマイルストーン収入、および上市後は本バイオシミラーの原薬供給による売上を計上する予定。
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