政府、日銀が為替介入の準備、緊急3者会合
英国EU離脱によって為替相場の見通しは「円高・ドル安」がより鮮明になってきた。米国FRBはイギリスEU離脱によって波乱となったマーケットが落ち着くまで利上げを見送る公算が高い、安全資産として円が買われ、ヘッジファンドによる仕掛け的な売買も想定される。
こうした状況下で25日(土曜日)に、財務省、金融庁、日本銀行が緊急3者会議を行った。テーマは英国EU離脱(Brexit)による世界同時株安、為替市場の混乱に備えるための方針を確認したと伝えられている。
24日、ドル円レートは2年7か月ぶりに1ドル=99円台をつけた、こうした急激な円高は日本経済に好ましくないとして週明けは政府要人による口先介入、それでも効果が無ければ日銀による円売り・ドル買いの為替介入が実施される可能性がある。
こうした政府・中央銀行によるアナウンスは実際に実弾介入してもしなくても、ヘッジファンドによる仕掛け的な売買を抑制する効果もある。
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