エフィッシモ・キャピタル、東芝筆頭株主に発行済株式の8%超取得

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旧村上ファンド系、エフィッシモ・キャピタル

エフィッシモキャピタル東芝筆頭株主

東芝(6502)が一時10%超の大幅高となった、株価は前日比20円70銭高の228円まで株価上昇する場面があった。東証一部市場の売買代金ランキング3位になり、任天堂(7974)、三菱UFJフィナンシャルG(8306)などと並んだ。

3月23日に提出された5%ルール大量保有報告書で、旧村上ファンド関係者が設立したエッフィシモ・キャピタル・マネジメント(シンガポール)が、東芝株式を大量に取得したことがわかり材料視されている。

提出された最新資料によると、エッフィシモ・キャピタル・マネジメントは東芝株を345,049,000株、発行済株式の8.14%取得した、保有目的は純投資(ただし、うち345,048,000株については投資一任契約に基づく顧客資産運用のため)となっている。単純に全部の株式がエッフィシモが市場で買い付けた株ではなさそうだが、株式市場では投資ファンドによる大量取得が買い材料視されて株価上昇となった。

市場筋によると、機関投資家は上場廃止基準に抵触している東芝株を社内規定で保有できない運用会社が大半で、8%超の投資株を取得したエッフィシモ・キャピタル・マネジメントが東芝の筆頭株主になった可能性が高いとみられている。

東芝上場廃止懸念が消えた訳ではない現時点でも、大手資産運用会社の保有が話題になっている。世界最大手クラスの運用会社ブラックロックの日本法人ブラックロックジャパンは、1月19日付けで212,333,315株、5.01%を取得している、キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメントは1月20日付けで保有株数301,086,000株、保有比率5.93%→7.11%へ引き上げ買い増ししていることがわかっている。




参考5%ルール大量保有報告書 東芝(6502)-エフィッシモ・キャピタル・マネジメント(大量保有)
参考5%ルール大量保有報告書 東芝(6502)-ブラックロック・ジャパン(大量取得)
参考5%ルール大量保有報告書 東芝(6502)-キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント
参考5%ルール大量保有報告書 TASAKI(7968)-エフィッシモ・キャピタル・マネージメント
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