ゴールドマンとモルガンスタンレーがアイスタイル大量取得
アイスタイル(3660)が3日続伸、8月6日と22日に株価1100円台まで下落してからの上昇チャートはWボトム形成パターン。需給面では外資系証券２社が大量保有報告書を提出、8月29日には国内証券が目標株価引き上げている。
20代～30代女性向けに美容関連サイト「@cosme アットコスメ」を運営して知名度が高い。2019年6月期業績予想で営業利益が前期比15.3％減益、18億円にとどまることが失望されて株価下落したが、ここで立ち直りを見せている。
ビューティー業界の店舗、ECサイトシナジーを発揮するビジネスモデルと成長期待企業だが、成長への先行投資が利益減少となる決算発表を投資かは嫌った模様。
SMBC日興証券はアイスタイル目標株価を980円→1230円へ引き上げ、投資評価「2」を継続、中期経営計画の営業利益目標達成は2022年6月期にずれこむとアナリスト予想、ブランド向けサービスへの集中投資が長期成長性上昇のカギを握ると解説。
大量保有報告書では8月21日付けで、ゴールドマンサックス証券がアイスタイル株式を3,365,698株/5.03％取得、モルガンスタンレーが3,706,179株/5.54％取得した事が判明。保有目的は有価証券関連業務の一部としてのトレーディング、証券業務等にかかる保有となっているために、短期的な株価上昇の思惑も個人投資家の間に広がった模様。
参考アイスタイル(3660)-ゴールドマン・サックス証券(大量取得)
参考アイスタイル(3660)-Morgan Stanley & Co. International plc(英国 ロンドン)
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