ソフトバンク(9984)、英半導体設計アーム・ホールディングスを約3.3兆円で買収
ソフトバンクグループ(9984)に注目。18日引け後、英半導体設計ARM Holdings plc(ARM)は、2016年7月18日(グリニッジ標準時)付で、ソフトバンクがARMの発行済株式及び発行予定株式全部を現金で買い付ける、推奨された取引の条件に合意したと発表した。
http://ir.arm.com/phoenix.zhtml?c=197211&p=irol-irhome
ソフトバンクは、裁判所の承認を取得する「スキームオブアレンジメント」の方法により、総額約240億ポンド(約310億米ドルまたは約3.3兆円)の買収価格を対価として、ARM株式14億1200万株を取得する。両社は、買収が2016年9月30日に終了する3カ月間中に可及的速やかに完了するものと見込み、ARMはソフトバンクの完全子会社となる。
買収に支払われる対価の一部は、ソフトバンクとみずほ銀行との間で、2016年7月15日に締結されたブリッジローン契約に従って、みずほ銀行がアレンジする総借入限度額1.0兆円の借入により調達し、残額については、ソフトバンクが保有する手元資金で賄う予定。
あらゆるものがインターネットにつながるIoT(インターネット・オブ・シングス)時代を見据え、同領域に強みを持つARMを買収することで需要の取り込みを目指す。
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