海外投資家が中小型株へ注目、売買代金シェア38%に上昇

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証券会社が中小型株リサーチ強化

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2019年6月18日付け日本経済新聞が「証券各社、「稼げる」中小型株に活路 海外投資家の需要増」という記事を掲載した。中小型株調査に特化している、いちよし証券へ取引の無い欧州の機関機関投資家から「リポートを参考にしたので手数料を支払いたい」と連絡が入った。

海外(欧米諸国)に比べて日本の証券会社は、時価総額が小さい中小型株の調査カバレッジが少なく、大和証券など大手も急速に中小型株調査を強化している。大和証券の調査対象企業は560社、過去3年間で調査対象を100社増やしたが大半は中小型株。

野村證券の調査対象企業は630社、岡三証券は240社、いちよし証券は550社をカバレッジしており、各社とも中小型株へのリサーチを強化している。

2014年から2018年の期間TOPXは15%上昇、中型株指数は23%上昇、小型株指数は29%上昇と大型株よりも株価パフォーマンスが高い。海外投資家の東証二部市場、マザーズ市場、JASDAQ市場の売買代金比率は2014年は20%だったが、2018年は38%と増加しており、運用成績を追求する外国人投資家が日本株の中小型株へ注目が高まっている。

投資評価「Outperform」の中小型株

投資評価「Outperform」の中小型株(東海東京証券)
証券コード 企業名 株価6月19日 目標株価
2151 タケエイ 911 1150
5988 パイオラックス 1880 2450
7485 岡谷鋼機 9300 11500
5352 黒崎播磨 6130 7450
5331 ノリタケ 4550 5400
7990 グローブライト 3535 4200
6013 タクマ 1363 1760
6670 MCJ 738 900
6553 ソウルドアウト 2363 4450
6333 帝国電機 1235 1560
6363 酉島製作所 1048 1280
1861 熊谷組 3090 3900
7839 SHOEI 4415 5700
7780 メニコン 3655 4270
8934 サンフロンティア不動産 1047 1700
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