米中貿易戦争リスクを過大視するな
SMBC日興証券は「トランプ大統領が「大玉」を放ったが、懸念後退の方向性を見込む」と、市場で懸念されている米中貿易摩擦、欧州貿易摩擦リスクを過大視すべきではないと考えを示した。
日本株投資戦略レポートでは、7月以降は投資家の景気認識の好転、為替の円安、中国政府が財政・金融の引き締め路線を緩和する可能性、7月に国会が閉会して、9月の自民党総裁選を前にABEXITリスクが後退、といったシナリオも想定しているという。
7月のターゲットリスト新規8銘柄
業績が堅調の割に出遅れ感が認められる銘柄を中心に選定、新規組入れ8銘柄(大成建設、昭和電工、コマツ、ソニー、デンソー、トヨタ自動車、ピジョン、SGホールディングス)、2銘柄継続(村田製作所、島津製作所)の合計10銘柄をターゲットリストにしている。
SMBC日興ストラテジー・マンスリー7月号 | 株価(6/28) | |||
1801 | 大成建設 | New | 建設 | 6170 |
4004 | 昭和電工 | New | 化学繊維 | 4925 |
6301 | コマツ | New | 機械造船プラント | 3120 |
6758 | ソニー | New | 民生用エレクトロニクス | 5726 |
6902 | デンソー | New | 自動車部品 | 5389 |
6981 | 村田製作所 | 電子部品 | 18155 | |
7203 | トヨタ自動車 | New | 自動車 | 7116 |
7701 | 島津製作所 | ヘルスケア | 3330 | |
7956 | ピジョン | New | トイレタリー化粧品 | 5350 |
9143 | SGホールディングス | New | 運輸倉庫 | 2422 |
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6月のターゲットリストSMBC日興証券が新規8銘柄採用
6月相場見通し-個別銘柄の精査が必要 SMBC日興証券は6月相場の見通しを景気認識の好転に備えるべき局面と考え、物色面では個別銘柄の精査がより必要な局面に入ってきたと分析。6月のターゲットリストは出遅れ感が強く、ファンダメンタルズの好転が今...
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