投信ファンドがドリコム、ビーグリー株へ投資
東証マザーズ市場に上場している、ドリコム(3793)とビーグリー(3981)が投資信託を運用する機関投資家が注目株として投資していることが判明。5%ルール大量保有報告書で、大和証券投資信託委託が2社の株式を大量取得したことが注目されている。
ダービースタリオン、みんなのGOLFなどゲームヒット作で知名度が高いドリコム、5月にバンダイナムコエンターテイメントと共同出資会社BXDを設立して2018年に新サービス開始を予定。
まんが王国、電子コミックを展開するビーグリー(3981)は、3月17日に新規上場したばかりの企業。IPO初値予想では公開規模サイズや、投資ファンドがビーグリー上場時に株式を売り出す「EXIT上場」との見方で公開価格1880円を1円上回る1881円で初値をつけた記憶に新しいIPO銘柄。
ビーグリー初値予想
http://ipo-prediction.com/open-price/beaglee-ipo-openprice/
株式市場関係者から、6月6日に提出された大量保有報告書で大和証券投資信託委託が、ビーグリー株式を33万6800株、発行済みの5.58%を大量取得していることがわかった。またドリコム株式を176万6000株、発行済み株式の6.14%取得していることがわかった。
参考5%ルール大量保有報告書 ビーグリー(3981)-大和証券投資信託委託(大量取得)
参考5%ルール大量保有報告書 ドリコム(3793)-大和証券投資信託委託(大量取得)
この日、ドリコム株価が下落となったが、ビーグリー株価は3.66%上昇してマザーズ市場値上がり率ランキング11位にランクインとなった。投信を運用する機関投資家がドリコム、ビーグリー株式を保有していることは、今後の株価上昇が見込まれるとして個人投資家が追随買いを入れた可能性がある。
コメント