来週の株式市場再び地政学的リスク
北朝鮮が日本海に向けてミサイルを1発発射したことが確認された。2017年5月14日、午前5時28分に平安北道・亀城から高高度でミサイルを発射して約800キロメートル飛行、30分後に日本海へ落下EEZ区域外との内容を菅官房長官が記者会見で発表した。
稲田防衛大臣は高度2000キロメートル以上の新型弾道ミサイルだった可能性があると言及、ロフテッド軌道で発射すると角度を上げて飛距離を短くするとミサイル落下速度が高まって迎撃が難しくなるという。
政府高官の談話として一部報道では、中国が29各国の首脳を集め「一帯一路」会議の初日となっているだけに、北朝鮮ミサイル発射は中国へのメッセージではないかという意見も出ているようだ。
週明けの株式市場は再び北朝鮮軍事行動の地政学的リスクが高まり、東京市場が最初に影響の度合いに反応する。決算発表一巡が5月15日となり短期的には相場のピークを迎える株式見通しがあっただけに、為替市場で円高になれば株式市場への影響は免れないと想定される。
4月上旬に防衛関連株として買われた石川製作所(6208)、豊和工業(6203)などが地政学的リスク関連銘柄として再び物色されると、目前に迫った日経平均2万円が遠のくことなりそうだ。
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