スシロー月末TOPIX組み入れ買い需要
３月に新規上場したスシローグローバルホールディングス(3563)が思惑買いで大きく上昇した。一時は前日比１３０円高の３５９５円まで買われる場面があった。４月１８日につけた上場来高値に面合わせとなる場面まで買われたのは大引けのインデックス買い思惑。
あきんどスシロー再上場ということで公開規模７００億円を超える大型ＩＰＯで話題となったが、ＩＰＯ投資家からは上値の重たい銘柄として敬遠された様子。公開価格３６００円を一度も市場で達成したことが無い株価になっている。
上場後１か月が経過して月末のＴＯＰＩＸ算入組み入れによる、買い需要発生の思惑で買われた。２７日の出来高は１８３万１８００株と急増、前日の１５万９５００株からＴＯＰＩＸ組み入れを意識した売買が活発になった模様。
同社株は上場初日の３月３０日に出来高４５３万８３００株から、２１営業日目となったが公開価格３６００円を上回ることが無く、出来高１００万株を超えたのは上場初日と今日の２度目だけである。午前１０時頃から大引けを意識した株価上昇思惑で値上がりしたが、午後は高値圏で推移、大引け直前から手仕舞い売りとぶつかり結果的には短期的な投資家が売った格好となったチャートになっている。
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