ヒューマン・メタボローム急落、ルネサス・テクノロジーズが大量取得

ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ急落

ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(6090)が急反落、前引けの終値は３７０円安の２４７０円と下落率１３％に達して東証マザーズ市場の値下がり率ランキングトップとなった。

弘前大学の革新的イノベーション創出プログラム「COi Stream」（センター・オブ・イノベーション）に参画することが材料視され、１月末の株価は１６００円台だったが２月２０日には２８９０円まで値上がりしてた。

人工知能（ＡＩ）を使ったヘッジファンド、ルネッサンス・テクノロジーズ（米国）がヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式を大量取得していたことも２０日付け５％ルール大量保有報告書で確認されてた。

しかしながら、東京証券取引所が２０日引け後に同社株を日々公表銘柄に指定したことで、一部の証券会社からは注文が出来ない規制が掛かり市場参加者が減少したことも株価に影響が出た模様。

ルネッサンス・テクノロジーズは売買が早くて大量保有報告書に名前が挙がっても、すぐに売り抜けている場合があると有名なファンド。今回はヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式を発行済み株数の５．２１％、３０万１４００株を取得したと届け出ていた。