東芝、大手証券は高い確率で追加増資は来年度以降になると予想
東芝(6502)が続落。前日比4円(1.6%)安の246.3円まで売られている。きょうは、三菱UFJモルガン・スタンレー証券によるレポートが確認されている。
同証券では、(1)追加損失額の確定→(2)主力銀行からの支援取り付け→(3)半導体事業の部分売却を含む資産売却の実行→(4)公募増資や第三者割当増資の実行、とのシナリオを想定。2017年3月末までにどこまでを遂行可能かは今後の同社と関係各社との交渉に依存しようが、高い確率で(4)の追加増資は来年度以降になると予想。
業績予想を再開するも、巨額損失や資産売却の加速など同社を取り巻く状況が急変していることから合理的なバリュエーションの根拠に乏しいと考えてレーティングは付与せず、RS「一時的にレーティング及び目標株価を付与しない」からNR「レーティング及び目標株価を付与しない」に変更している。
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