アメリカに液晶工場を新設、シャープ鴻海精密工業
シャープ(6753)が東証2部市場で大幅に3日続伸。前場に、前週末比14円(4.7%)高の311円まで買われ、現在も堅調展開。日足チャートでは、上から短期・中期・長期の移動平均線の並びは変わっておらず、節目の300円台を回復したことで再び安定上昇のトレンド入りが期待できる展開。
23日付の日本経済新聞朝刊で、「シャープを買収した台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の郭台銘董事長は22日、米国に液晶パネル工場を新設する検討に入ったと正式発表した」と伝えられた。
報道によると、「郭氏は投資額は8千億円規模で、米アップルも投資する見込みだと明らかにした。トランプ米大統領が製造業の国内投資を訴えていることもにらみ、液晶パネル関連企業が少なかった米国での現地生産をめざす」としており、買い手掛かり材料視されている。
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