銀行系大手証券はそーせいグループをポジティブと評価
そーせいグループ(4565)が3日ぶりに反発。22日終値比320円(2.5%)高の1万3070円まで買われている。テクニカルでは、緩やかながら長期、中期、短期の順に移動平均線が並ぶ、安定下降のトレンドとなっている。
みずほ証券が、12月21日(欧州時間)にスイス・ノバルティス社が、そーせいグループの保有するCOPD治療薬3製品(Seebri、Ultibro、Arcapta)の米国の販売権を、米・サノビオン社にライセンスアウトすると発表したことを受け、レポートをリリース。そーせいが権利を保有しながら、これまで米国では販売が開始されていなかったSeebri、Ultibroの米国販売が迫っているとみられ「ポジティブな印象」としている。
同証券ではまた、そーせいの受け取る米国分のロイヤルティは、今後、サノビオン社のSeebri、Ultibroの売上高に連動するとみられると指摘。サノビオン社は大日本住友製薬(4506)の米国子会社で、呼吸器領域にBROVANA等の製品を持つ他、2016年7月にはネブライザー(吸入器)を用いて投与されるCOPD治療薬SUN-101についてFDAへ承認申請を行っており、これらの製品とのシナジーも含め、今後の販売に期待できようと解説。現時点でそーせいの投資判断は「買い」、目標株価は3万570円としている。
サノビオン・ファーマシューティカルズ・インク
Sunovion Pharmaceuticals Inc.
84 Waterford Drive Marlborough, MA 01752
TEL : +1-508-481-6700
FAX : +1-508-481-7683
事業内容: 医療用医薬品の製造、販売
参考そーせいグループ(4565)-JPモルガン・アセット・マネジメント(大量取得)
参考そーせいグループ目標株価・レーティング一覧
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