日経平均株価テクニカル分析6月後半以降には下げが拡大する可能性

東京証券取引所 日本株投資戦略

日本株見通しと参考銘柄

野村證券
自動車セクターのレポートでは、2020年3月期の各社合計営業利益は前期比5%増の4.44兆円と予想。中国市場でSUVに加えセダンも好調な日系大手3 社のシェア拡大が続くとみているものの、会社計画は例年ほど為替前提が保守的ではないため、上振れ余地は少なめと解説。個別ではトヨタ自動車をトップピック、次いでスバルを推奨。ヤマハ発動機は下げ過ぎとの見解を示しています。

みずほ証券
日経平均株価のテクニカルでは、米中や日米の通商協議、国内外の景気・企業業績、中東情勢など、先行き不透明感が強いことから21000円超、特に21500円超を積極的に買い上がる投資家はあまりいないと指摘。リバウンドしても買戻しを中心とした自律反発に留まるとみて、21500 円前後には、5月SQ値21451.91円や200日移動平均線など、上値抵抗線になりやすいものが位置していることに着目。累積売買代金が多い21000円~22000円の中心値21500円前後で上値が抑えられやすくなるとみて、戻り売りスタンスを提案しています。


参考相場展望レポート松井証券
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証券ジャパン
5月中旬以降の東京市場は、やや弱含みもみ合いの展開を予想。業績発表が一巡し、今期ガイダンスを織り込む展開となるものの、米中貿易交渉の行方や海外市場の動向に左右されやすく、調整含みの動きとみて、物色は好業績期待銘柄に加え外部環境に左右されにくい中小型材料株と解説。参考銘柄として、寿スピリッツ、ビックカメラ、エニグモ、ファンケルを紹介しています。

三菱UFJモルガン
見通しでは、今後、海外投資家による日本株見直し買いの機運が徐々に高まる可能性があると指摘。アベノミクス相場からの累積では、海外投資家の現物買い越しピークは約21兆円、今年3月末時点での現物買い越し金額は6.6兆円と、ピークから3分の1に減少していることに着目。海外投資家が日本株持ち高を減らす余地は小さいとみて、今後予想されるグローバル景気の回復局面では持ち高を増やしていく可能性が高いと解説。令和最初のラリーが接近しているとの見解を示しています。

参考業界最低水準の手数料は岡三オンライン証券

SMBC日興証券
テクニカルでは、日経平均が終値で20977円を割り込むと中間反騰が終了した可能性が高まり、当面20880円か20340円、19890円まで押し戻される可能性があると指摘。調整一巡後はいったん戻すとみられるものの、1330円幅程度反発した水準が戻り限界となる公算が大きいとみて、複数のサイクルが重複する6月後半以降には下げが拡大する可能性があると予想しています。

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10連休相場展望 新元号「令和」が発表され5月1日午前0時に平成から令和へ元号が変わる。一部の産業界では新元号キャンペーンで成功する業種も話題になっているが、株式投資家・FX投資家は日本市場が大型連休の休場となるため、証券会社、FX会社など...

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