ファーストリテイリング、国内は増収増益だが海外ユニクロ減収増益

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ファーストリテイリング、第1四半期は17%営業増益で買い先行

ファーストリテイリング(9983)が買い気配スタートし、実に6営業日ぶりに反発。前日比1060円(2.8%)高の3万9070円まで買われている。12日引け後、17年8月期第1四半期(2016年9~11月)の連結決算を発表した。売上収益は前年同期比1.6%増の5288億4700万円、営業増益は同16.7%増の885億9100万円となり、好業績を評価した買いが先行している。

売上総利益率は前年同期比で横ばいに留まったものの、前年からの経費削減対策を全社で進めた結果、売上販管費比率は同1.8ポイント改善した。11月末の為替レートが期初に比べて円安になったことから、長期保有の外貨建資産などの換算額が増加し、金融損益に為替差益156億円を計上したため、純利益は696億9500万円(前年同期比45.1%増)と大幅な増益となった。セグメント別では、国内ユニクロ事業は増収増益、海外ユニクロ事業は減収増益、グローバルブランド事業は増収減益となった。

据え置かれた通期の連結営業利益は前期比37.5%増の1750億円の見通しで、進捗率が50.6%となっている。

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