ソフトバンクがサウジアラビアと「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」設立
ソフトバンクグループ(9984)が３日ぶりに大幅反発。前日比6736円（3.7％）高の６７３６円まで買われ堅調展開。きょうの寄り付きに、テクノロジー分野へ出資することを目的とした私募ファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」（仮称）を設立すると発表し、買い手がり材料視されている。
サウジアラビアのパブリック・インベストメント・ファンド（ＰＩＦ）との間で、ＰＩＦが今後５年間で最大４５０億米ドル（約４．７兆円）の出資を実施する可能性のもと、主要な資金パートナーとして同ファンドへの出資を検討することについて、覚書を交わしたと発表した。ソフトバンクは今後５年間で少なくとも２５０億ドル（約２．６兆円）を出資する予定。
このほか、ファンドへの出資を目的に複数の海外大手投資家たちと協議中で、総額は１０００億ドル（約１０兆円）規模に膨らむ可能性もあるとしている。同ファンドはソフトバンクの連結対象となる見込みのため、業績および資産・負債は連結財務諸表に取り込まれ、具体的な影響額については必要に応じて開示していく方針。
http://www.softbank.jp/corp/set/data/news/press/sb/2016/20161014_01/pdf/20161014_01.pdf
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