ルネサスエレクトロニクス投資判断「買い」へ引き上げ上昇余地23%

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ルネサスエレクトロニクス7月下旬発表予定2Q決算

アメリカ政府が中国HUAWEIへの輸出禁止措置を発表してから、世界の半導体関連株価が大幅下落した。ルネサスエレクトロにニクスは自動車向けマイコン世界首位企業。

今後の日米通商で自動車関税が注目されており、車載向けマイコン需要にも影響が懸念されていた。ゴールドマンサックス証券は5月29日引け後に発行したアナリストレポートで、ルネサスエレクトロニクス(6723)投資判断を「中立」から「買い」へ引き上げ、目標株価620円から580円へ引き下げるものの、5月28日終値473円から新目標株価までの上昇余地は23%と大きいことが注目された。

ゴールドマンサックス証券アナリストレポートによると、7月下旬発表予定の第2四半期で営業利益底打ちが確認されることが株価材料になると予想。IDT買収実施したことがどのように影響しているか市場では十分に消化されていない感があるが、コンセンサスが形成されれば株価の見直しが進みやすいとも説明している。

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