エスクロー・エージェント・ジャパン記念配当実施で実質1円の増配に

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EAJ(6093)が後場急伸、新値追い上方修正を好感

エスクロー・エージェント・ジャパン(6093)が後場急伸。前日比170円(12.5%)高の1529円まで買われ、11月29日につけた年初来高値1465円を更新した。きょうの後場寄りに、17年2月期の連結業績予想を上方修正し、好感されている。

通期の売上高は23億4200万円から25億7700万円(前期比52.7%増)へ、営業利益は5億3400万円から6億3600万円(同58.2%増)へ引き上げられた。金融機関からの住宅ローン融資関連業務の受託件数が増加し、それに伴い、同社登録司法書士によるASPサービスを中心としたシステムサービス利用頻度も増加したことを受け、当初想定以上にBPO事業・エスクロー事業共に業績が好調に推移した。

2017年の日経平均株価予想、野村證券は2月に22000円高値

併せて、従来未定としていた期末一括配当について普通配当を11円としたうえで、6月24日付で東証1部に指定替えとなったことを記念して、記念配当4円を実施、年間配当予想を15円とするとも発表した。株式分割考慮後の前期実績は10円で、実質1円の増配となる。積極的な株主還元の姿勢を評価した買いも、株価上昇を後押ししている。

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