12月メジャーSQ裁定買い残12億株
みずほ証券がリリースしたテクニカル分析レポートでは、日経平均株価は今週からクリスマス前に先物を中心に乱高下してダブルトップ形成後、年末年始は下値模索の展開を予想、2万1000円~2万3300円のレンジを予想しているとまとめている。
ドル円の動きは限定的で、米国株式市場は急騰・急落を繰り返す乱高下。今週は12月メジャーSQを控え裁定買い残12億6400万株はSQに絡む思惑的な売買で先物を中心に振られやすい。
みずほ証券ではクリスマス前にダブルトップ(2番天井)を形成した後に、年末年始に下値模索、2万2800円~2万3000円が上値抵抗帯として強く機能しており、12月は2万2000円が最初の下値目処。
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日本・欧州・新興国売り・米国買い
海外投資家は「日欧新興国売り・米国買い」になっていると指摘。米国主要3指数、S&P500、ダウ工業30種平均、ナスダック総合指数が下落すると「円買戻し・株先物手仕舞い売り」を誘う。
海外投資家が9月第2週~11月第1週まで日本株を約3兆3000億円買い越し、先物コストが2万600円、現物コストが2万1200円、円売りコストは1ドル=112円と推測されている。
米国株は高値圏で乱高下を続けており、今後の株価が(米国主要3指数)25日移動平均線を下回り、ドル円為替レートが1ドル=111円台に入ると「円買戻し・株先物手仕舞い売り」が膨らむ可能性があると解説。
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