日経平均株価予想ゴールデンウィーク明け日本株は新たな上昇波動入り

日経平均株価2022年5月 テクニカルチャート

日経平均は5月後半以降に新しい上昇波動へ移行

SMBC日興テクニカルチャート分析では米国主要株価指数は5月後半まで調整が続く公算が大きく、その間、米国長期金利やドル円もいったん反落し、日本株も軟調な動きが続く可能性があると指摘。

それでも、日経平均は5月後半以降に新たな上昇波動へ移行するとみて、28,370~28,400円処を上回ると、早期に昨年来高値30,670円を更新する可能性が高まると解説。

マザーズ指数は845ポイントを上回ると底入れした可能性が高まり、その後は早い時期に1,070ポイントへ切り返しが拡大する可能性があると予想。

ドル円は頭打ちとなり、3~4.5円幅か7.3円幅程度の反落が生じるとしながらも、今年後半以降には136.1円かそれ以上の円安が進む可能性があると試算しています。

日経平均株価2022年5月

引用松井証券のロボアドバイザー

ゴールデンウィーク明けから日本株上昇予想

みずほ銀行系の国内大手証券会社みずほ証券テクニカル分析レポートは、株式市場は短期リバウンドが終了し、乱高下を伴う調整局面になったと指摘。

日本企業決算発表の会社見通しは慎重になりそうなことから、買い材料にはなりにくいとみて累積売買代金でみても日経平均27,000円、TOPIX1,900ポイント超は戻り売りが膨らみやすく、リバウンド時でも上値として意識されやすいと解説。

今週から5月2日までは裁定解消売りで下値模索になりやすく日経平均26,000円、TOPIX1,850ポイントを下回るとみて、ゴールデンウイーク中に大証夜間やCMEの日経平均先物で日本市場の現物よりも低い値段で安値を形成する可能性もあると予想。

5月6日か9日以降には反発するとみて、5月下旬頃に日経平均28,000円、TOPIX1,950ポイント前後まで上昇すると予想しています。

日経平均PBR1.2倍、国内機関投資家の売りも一巡か

チャート分析によると、日経平均株価は昨夏の新型コロナデルタ株感染拡大時&ウクライナ危機時にPBR1.2倍を下回ったものの、その後株価は反発しているため、みずほ証券日経平均予想はここからの下値は限定的と指摘。

政府が物価高に対して13兆円の緊急経済対策を打つことや、国内機関投資家を中心とした新年度入りの益出しもそろそろ一巡しそうなことから、円安を追い風に日本株の見直し買いがあると予想しています。



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