日経平均テクニカル&日本株注目個別銘柄
野村證券
鉄鋼セクターのレポートでは、10~12月期は東京製鉄等の普通鋼電炉各社が鉄屑安の恩恵を享受でき、コンセンサスを上回った会社が多いと指摘。高炉、特殊鋼電炉はコンセンサスを下回った会社が多いと推定して、普通鋼電炉の好業績と高炉の業況悪化は株式市場である程度認識されていると解説。神戸製鋼、JFE、大同特殊鋼、日立金属の業績見通しを引き下げ、東京製鉄、大和工業、共英製鋼を見通しを引き上げています。
JPモルガン
今月の見通しでは、2019年は総じて強気になり難い相場環境との見方は不変も、株価は想定されるレンジの下限近辺と指摘。目先のイベントを勘案すると、短期的には一旦反発に向かうとみて、物色面ではリターン・リバーサルの色彩が強まり、高配当利回り銘柄やROE8%超・PBR1倍割れの銘柄に注目。今月のターゲット銘柄として出光興産、THK、ローム、トヨタ、三井住友FGをピックアップしています。
SMBC日興
日経平均のテクニカルでは、中勢上昇第1波は10月2日24270円でピークアウト、2019年は9年半続いた上昇に対する調整が続く年になると指摘。数年間続いた物色基調が転換し始める中、株価波動構成上、2019年に年間を通して市場をアウトパフォームしそうな銘柄をスクリーニング。日本水産、熊谷組、協和発酵キリン、電通、富士通、アドバンテスト、いすゞ、三井不動産、近鉄グループHD、NTTデータをピックアップしています。
大和証券
食品セクターのレポートでは、10~12月期決算は力強さに欠けた内容になると予想。今後は価格戦略による19年度の業績推移にシフトするとみて、すでに値上げを発表した冷凍食品、生めん、アイスクリーム、清涼飲料、北米しょう油、北米即席めんに加え、今後は牛乳・ヨーグルト、ポテトチップスなどに値上げの動きが広がると予想。注目企業として、雪印メグミ、ニチレイ、山崎製パン、サントリー食品、カルビーをピックアップしています。
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