ヤマハ楽器ブランド、中国でギターがブーム市場拡大が期待

中国でギター流行、YAMAHA高級ブランド人気

ヤマハ(7951)自社株買い発表後の株価上昇から、3連休を控え利益確定の売りに押されている。株価は200円安の5040円、5日移動平均線にタッチした格好、下値支持線として機能するかに注目。

立花証券投資情報部はヤマハ株投資評価「やや強気」とするアナリストレポートをリリースした。中国の楽器事業はシェア上昇、中国内陸部の開拓が新店、北米はギター中心に底堅く、今期連結営業利益は上振れへと解説。

ヤマハ2019年3月期第3四半期決算では、音響機器事業が減少するも、主力の楽器事業が中国や北米を中心に好調。営業利益は前年同期比16％増の480億円と拡大した。

中国ではギターがブームになっており、ヤマハは、高級ブランドのギターとして認知度が高まっている。中国内陸部の売上比率はピアノが40％、ポータブルキーボードは50％超、管楽器も伸ばしておりエリア拡大が期待される。

同社は2月5日引け後に、発行済み株式の2.7％に相当する自社株買いを発表。取得上限200億円、500万株と大きく株主還元策に前向きな企業として株式市場で好感された。