新型コロナウイルス・ショック相場の戻り局面
世界の株価は2020年2月から3月の暴落幅の半値戻しを達成した。新型コロナウイルス感染者急増の影響で、金融市場は為替、株式、債券、仮想通貨(暗号通貨)、WTI原油など、様々な金融商品が波乱相場となった。
東海東京証券グループの東海東京調査センターは、日本株ストックピック5月号を発行した。相場の見通しは日経平均株価2万1000円前後までの戻り余力があると考え、非製造業の業績見通しが立てにくいが、製造業は中国工場の再開、5G(次世代移動通信網)、ハイテク分野の潜在成長で見通しが立てやすいと解説。
緊急事態宣言延長5月末となったことで、新型コロナ拡大懸念が残るが株式市場関係者はアフターコロナを意識した動きと予想して、中長期参考銘柄の戻り局面の押し目買いを中心に買い増しを推奨している。

投資調査部が選ぶ「中長期参考銘柄」日本株ストックピック5月号
| 証券コード | 企業名 | 株価(5月1日終値) | 
| 1802 | 大林組 | 913 | 
| 2127 | 日本M&Aセンター | 3450 | 
| 3360 | シップヘルスケア | 4760 | 
| 6594 | 日本電産 | 6057 | 
| 6701 | 日本電気 | 4095 | 
| 6754 | アンリツ | 2130 | 
| 6758 | ソニー | 6806 | 
| 8058 | 三菱商事 | 2231 | 
| 9984 | ソフトバンクグループ | 4608 | 
| 4937 | チームスピリット | 2465 | 
レーティングの定義・東海東京調査センター
| Outperform | 今後6か月間における投資成果がTOPIXに対して15%以上上回るとアナリストが予想 | 
| Neutral | 今後6か月間における投資成果がTOPIXに対して±15%未満とアナリストが予想 | 
| Underperform | 今後6か月間における投資成果がTOPIXに対して15%以上下回るとアナリストが予想 | 
| NR | レーティング、目標株価を付与せず | 
| Suspended | 一時的に投資評価、目標株価を保留 | 



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