スーパーマリオラン世界１００カ国以上に配信、ＤｅＮＡ株価ポジティブ

スーパーマリオラン関連銘柄でＤｅＮＡ株価にポジティブ

任天堂(7974)がＡｐｐｌｅ　ｉＰｈｏｎｅ７発売発表会で新作ゲーム「Ｓｕｐｅｒ　ＭＡＲＩＯ　ＲＵＮ（スーパーマリオラン）」をｉＰｈｏｎｅ向けに１２月から配信開始すると発表した。同時にＰｏｋｅｍｏｎＧＯをアップルウォッチに対応すると発表。

今回のｉＰｈｏｎｅ７は消費者を刺激する大きな仕様変更に欠けるため、アナリストはＡｐｐｌｅの投資判断を引き下げた。８日、米国株式市場ではＡｐｐｌｅ株価が大幅安となっている。

一方で日本企業にとっては大きな恩恵を受ける、任天堂の保有するキャラクターが世界的に収益を生み出す可能性が高まり、任天堂は家庭用ゲームからスマホモバイルゲーム進出成功のカギを握る。そしてスーパーマリオランの開発・運営を協力するＤｅＮＡ株価にはポジティブサプライズとなろう。

クレディ・スイス証券では「マリオの先行配信はサプライズ。ＤｅＮＡの株価にポジティブな影響があろう。」とアナリストレポートをリリースしている。

同証券のアナリストはマリオ関連のタイトルが早々に配信されるとは思ってなかったのでサプライズ。今秋、「どうぶつの森」、「ファイアーエムブレム」の新作２タイトルを予定していたが来年３月末までに配信予定が変更された。マリオ関連ゲームには収益期待性が高いと評価。

またＪＰモルガン証券はＤｅＮａのレポートをリリース。ゲーム事業は安定感が増し、新規事業も徐々に収益貢献が始まっていると指摘。

任天堂との次の協業タイトルはマネタイズという面で一定の成果を出す可能性が高いと考え、中期的な投資妙味は大きいと解説。　レーティング「オーバーウエイト」を継続、目標株価を２８００円から３６００円に引き上げている。

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