曽田香料上場廃止へ、東レ・三井物産がTOB(株式公開買付)
東レ(3402)と三井物産(8031)がJASDAQ市場に上場する曽田香料(4965)をTOB(株式公開買付)すると発表。TOB価格は1株1140円で、5月10日の終値751円に52%上乗せしたTOBプレミアム価格。東レは曽田香料株式を50%保有、三井物産は15%保有しており資本関係が強かった。
本公開買付に曽田香料は賛同しており、引け後の開示情報でリリースを出している。買付株式の上限は設けておらず東レ・三井物産は曽田香料の全株式を買付して買収成立後に曽田香料は上場廃止となる。東京証券取引所は16時~16時26分まで曽田香料株式の売買停止をした、理由は「公開買付に関する発表が行われ、監理銘柄に指定されたため」と公表している。
5月10日、公開買付に関する発表があったことから東京証券取引所は曽田香料を監理銘柄(確認中)の指定にすることを発表。有価証券上場規程施行規則第605条第1項第22号(その他、当取引所が株式の上場廃止を適当と認めた場合に該当するおそれがあると認められるため)としている。
東レと三井物産は公開買付の開始時期を8月上旬としており、非上場企業になってから東レグループ、三井物産グループのネットワークを活用して新規顧客開拓、販売網拡大強化、グローバル事業展開を目指す。
参考働き方改革関連銘柄(人材派遣サービス・転職・アウトソーシング)
参考成長株投資、国内証券が注目する中小型成長株9銘柄リストが話題
参考みずほプレミアム・ポートフォリオ、新規2銘柄を追加
コメント