パナホームTOB価格を巡る買収合戦
パナソニックが事業グループ再編の為に子会社のパナホームを完全子会社化を計画している。既に発表している内容ではパナソニック株式とパナホーム株式の株式交換による子会社化からパナホームTOB(株式公開買付)に変更した。
現在注目されているのは、香港投資ファンドのオアシス・マネジメントがパナホーム株式を8.95%保有投資している。パナソニックによるパナホームTOB価格1200円に対し、オアシス・マネジメントは意義を唱え公開買付に賛同しないと表明。
オアシス・マネジメントはパナホーム1株1300円でTOB(株式公開買付)を表明、パナソニックは1株1200円でTOB価格を提示しており、ソレキアと富士通、フリージアマクロス佐々木ベジ氏の買収を巡ってTOB価格を引き上げた例を連想させる。
5月26日にはパナソニックがオアシス・マネジメント社は1株1300円で公開買付する資金保有を証明する証拠が無いとして、パナソニックがオアシス・マネジメントによる公開買付に賛同しないと表明している。お互いがパナホーム公開買付に賛同せず今後の動向が注目される。
参考5%ルール大量保有報告書 パナホーム(1924)-オアシス・マネジメント(大量取得)
参考富士通、ソレキアTOB価格を5000円に引き上げ佐々木ベジ氏に対抗
参考【無料登録】リアルタイムに最新情報をメールでお届け
コメント