日本ペイント売買停止、米国塗料大手と経営統合を提案報道

日本ペイント売買停止

塗料大手の日本ペイント株の取引が午前１０時４１分から売買停止となった。東京証券取引所は、買収提案に関する情報・報道の真偽の確認の為として、日本ペイント株式の売買停止措置を発表した。

日本ペイント株価は前日比１６５円安の３５３５円、東証が売買停止をする直前の１０時１分に３４６０円まで売られる場面があった。

米国塗料大手アクサルタ・コーティング・システムズは、世界最大手塗料会社アクゾ・ノーベル（オランダ）と経営統合の交渉を終了と報じられ、日本ペイントがアクサルタ・コーティング・システムズに経営統合を提案しているという。

株価下落は資金負担の詳細が不明な点や、経営統合について代金支払いは全額現金での買収を提案していると伝わり財務面の弱体化を嫌った売りが株価下落になったという。