フランス大統領選挙マクロン氏勝利、日経平均先物19825円まで上昇

エマニュエル・マクロンフランス大統領選挙 Market News

フランス大統領選挙後の為替・株式見通し

エマニュエル・マクロンフランス大統領選挙

2017年5月7日に実施されたフランス大統領選挙の第2回投票(決選投票)は、中道系候補のエマニュエル・マクロン氏が対立候補者マリーヌ・ルペン氏を圧倒的に超える得票率で勝利した。

フランス史上最年少で大統領に就任することになったマクロン氏は39歳で、得票率は65%、ルペン氏の得票率35%と世論調査が当たる結果となった。EU離脱を問う英国国民投票(Brexit)や米国大統領選挙でトランプ氏が勝利するなど、世論調査と選挙結果が一致しない例が「まさか」を繰り返してきただけに、「世論調査通りになった」ことは安心感につながった。

フランス大統領選の結果、EU離脱の見込みが無くなったことから欧州市場の通貨、株価にプラス材料。世界の株価も先物市場で上昇しており、フランス大統領選挙と株価の影響は日経平均先物が1万9825円まで上昇して3月13日の年初来高値をGLOBEXシカゴ先物市場で上回っている。

フランス大統領選挙後の株価見通し、為替見通しについては既に邦銀、国内大手生保が「ドル高・円安」投資スタンスを構えている。大手生保8社が公表した2017年の運用計画では、1ドル=120円以上の円安を予想する生保が8社中8社となり為替見通し関係者の間で大きな話題となったばかり。米国利上げが6月に80%を超える期待度となっており、為替市場ではフランス大統領選挙後に一段とドル高が想定されている。

参考30通貨ペアの為替チャート・レートが見られるザイFX!

世界の株価はフランスがEU離脱しない方向がマクロン氏の勝利から上昇が予想されており、日本株への影響は「ドル高=円安=日本株高」というシナリオが見えてきた。例年、今の季節は「Sell in May(セル イン メイ)」が話題になり、5月に株価下落する傾向が株式市場関係者の話題になるが今年は「Buy in May」という意見も著名ストラテジストがレポートを出していることも注目されている。




みんなのFX CBなし

参考フランス大統領選挙、今後の為替相場見通しユーロ・ドル・円
参考ドル円為替見通し、大手生命保険8社が1ドル120円以上を想定

コメント

タイトルとURLをコピーしました