LIXIL利益急回復、円高による為替前提の変更も
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LIXILグループ(5938)は19日引け後、2017年3月期の連結利益見通しを上方修正した。最終損益は280億円の黒字から380億円の黒字(前期は256億500万円の赤字)へ引き上げられた。
4~9月期は、想定以上の円高による海外売上の換算減、海外ビル事業の本体工事進捗遅れに伴う売上計上の期ずれや国内売上の若干の未達などにより売上収益は未達になるものの、海外のウォーターテクノロジー(水回り)事業の順調な成長と国内事業のコスト低減や販管費の抑制、その他の費用が想定より少なかったこと、円高に伴う為替差益などから利益は大きく予想を上回る。
通期では、為替前提の変更(ドル・円:115円→105円、ユーロ・円:125円→115円)、消費税増税延期に伴う下期国内需要の見直し、上期の事業売却の影響や海外ビル事業の工事進捗想定の見直しなどを行い、売上収益を下方修正した。それでも、利益は売上収益の見直しを行ったものの上期の業績が上振れることから上方修正する。
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