レオパレス２１株価上昇率トップ、レノ保有株を買い増し思惑材料

レオパレス21株価上昇理由に大口投資家玉集め

旧村上ファンド系列の投資会社レノが、大量保有報告書にてレオパレス21株式を買い増ししていることがわかり、東証一部市場値上がり率ランキング1位になった。株価は前日比7％を超える上昇率。

アパート建築基準問題で大幅な赤字転落に陥ったレオパレス21(8848)は、2019年1月高値539円から2月に連続ストップ安となる株価急落となり、投信や海外投資家からコンプライアンス抵触にかかり投げ売りされる時期があった。

4月26日安値185円まで下落した後、レノがレオパレス21株式を大量取得した事がきっかけに株価急上昇となっている。令和元年5月23日受付の大量保有報告書では、従来14.13％から16.18％へ保有株比率が引き上がっている。

株式市場、投資家の間では大口の買い手がついたこと、レノが発行企業へ改善策の提示をする思惑などでちょうちん買いがつき株価は26円高の361円と大幅高となっている。