クボテックストップ高、超電導フライホイールが太陽光発電電力平滑化

クボテック超電導フライホイール Market News

クボテック「超電導フライホイールが、太陽光発電電力平滑化に有効」

クボテック(7709)が後場は買い気配のまま貼りつき、気配値を前日比100円高の524円まで切り上げ、取引が成立していない。6日付の日刊産業新聞で、「2012年度から約4年間進められてきた太陽光発電電力の系統安定化検証を図る新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業として、鉄道総研、古河電気工業(5801)、クボテック、ミラプロ、山梨県の5者共同による超電導フライホイール蓄電システムの山梨県米倉山における実証試験助成期間が終了した」と伝えられた。

報道によると、「超電導磁気軸受の信頼性に関しては、期待寿命20年に対し、劣化せず構造余裕を持つことが分かった。また、低コストシステムについては、量産時にキロワット当たり7万円以下を実現できる見通しを確認。超電導フライホイールが、太陽光発電電力平滑化に有効であることが示された」としている。

クボテックは同実証実験を材料に急騰した経緯がある。朝方も急伸していたが、同報道を材料にまとまった短期資金が流入したようだ。後場寄り付き前の成り行き注文で、クボテックが22万株の買い越しとなっていた。

クボテック超電導フライホイール

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