4~9月期は利益下振れ、通期の利益見通しも下方修正
いすゞ自動車(7202)が11月7日引け後、2017年3月期中間期(4~9月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比6.5%減の9080億7500万円、営業利益は同20.7%減の683億7200万円となった。売上高は従来予想の8810億円から上振れとなったものの、営業利益は同710億円を下回った。
主に新興国/資源国での販売が減少し、国内と海外を合わせた総販売台数は、前年同期に比べ1万1437台(4.5%)減少し24万3059台となった。損益面では、国内販売は増加も、海外向け販売が減少したことに加え、為替の円高等による影響が重しとなった。
通期の見通しは、連結売上高は従来予想の1兆8600億円(前期比3.5%減)が据え置かれたものの、営業利益は1750億円から1500億円(同12.6%減)へ引き下げられた。増益予想が一転、減益予想となる。4~9月期の実績や、為替レートの見直し及び各国市場の最新の経済動向を反映した出荷計画に基づき修正した。
いすゞ自動車決算説明会資料
http://www.isuzu.co.jp/investor/kessan/pdf/kessan2903_2.pdf
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