ゴールドマンサックスは株安予想、NY株は7日連続安
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米国株が7日連続安となり、最高値圏にあったダウ工業株30種平均は欧州株安、原油先物安で利益確定が出やすい位置にあった。今週は英国EU離脱後の影響度がわかる7月の雇用統計が発表を控えており投資家は様子見ムードが強い。
そうしたなか、米大手の投資銀行ゴールドマンサックスがS&P500と欧州のストックす600指数が今後3カ月間で10%下落すると予想するレポートを出したことが市場関係者の間で話題となった。
世界トップ水準のリード役、影響力の大きいゴールドマンサックスが欧米株安を予想するのは日本株にも無視出来ない。ゴールドマンは今後3ヵ月間、株式の投資判断を「アンダーウェート」に引き下げ、キャッシュポジションを高める現金保有比率を「オーバーウェイト」に引き上げている。
株価は割高水準で停滞気味のレンジの上限にいるとして、米国株は最高値圏から7日連続安したばかり、欧州株はイタリア大手で世界最古の銀行モンテ・パスキ銀行の不良債権問題、ストレステストが懸念材料、日本株は日銀追加緩和、内閣改造で上昇を期待する流れだが、一応はゴールドマンの株安予想を念頭において投資行動をとった方がリスク回避になりそうだ。
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