フォーライフIPO案件として小型株、セカンダリー投資注目
分譲住宅建築、注文住宅建築のフォーライフ(3477)が12月22日に東証マザーズ市場に新規上場する。新規公開株は本日、エイトレッド(3969)とフォーライフの2社が予定されている。
IPO関係者によるフォーライフ初値予想コンセンサスは、公開価格を32%上回る3000円という線が最新情報となっている。IPO投資家はIT業種を好む傾向が高い為にエイトレッドや、前日に新規上場して初値持ち越しとなったイノベーション(3970)、セグエグループ(3968)のような人気はつかないだろうが、初値が低調なスタートであれば割安感からセカンダリー投資のチャンスと見る。
主幹事はみずほ証券、公募65000株、売出し17万3000株、オーバーアロットメント3万5000株、公開規模6億2000万円とスモールサイズのIPO案件だけに需給面は良好、類似企業では日本ハウスHD(1873)、飯田グループHD(3291)など建築会社の予想PERが8倍台であることから、業種的に割高に買われないとみられる。
フォーライフ予想PER8.5倍で2880円、初値予想コンセンサスは類似企業のPERを当てはめて初値3000円と試算しているのだろう、初値が低調なスタートとなった場合はIPOプレミアムでセカンダリーに注目。
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