ディーエヌエー(2432)が反発、4~12月期営業利益は52%増の見通し
ディー・エヌ・エー(2432)がカイ気配スタートし、5営業日ぶりに反発。一時、前週末比150円(4.7%)高の3325円まで買われている。4日引け後、17年3月期中間期(4~9月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比2.2%増の765億1300万円、営業利益は同33.7%増の152億1900万円となり、好感されている。
ゲーム事業は前年同期比で減収となったものの、新規事業・その他及びスポーツ事業が増収となった。横浜DeNAベイスターズは、主催試合の入場者数が増加し、好調に推移した。新規事業・その他のうち、キュレーションプラットフォーム事業で、運用する各サービスの利用が順調に拡大し、広告収入を中心に売上収益も成長した。
併せて、17年3月期9カ月(4~12月)の連結業績は、売上高が前期比0.2%増の1089億円、営業利益は同51.8%増の223億円とのの見通しを示し、こちらも買い手掛かり材料視されている。ゲーム事業では、国内で既存有力タイトルのさらなる強化と新規タイトルの投入に引き続き取り組むほか、中国では、有力IPを活用したアプリ展開を継続しつつ、欧米圏を含むグローバル市場向けには、任天堂(7974)との業務・資本提携におけるタイトルをはじめ、外部パートナーとの協業タイトルを主軸に展開する方針。ただ、任天堂との業務・資本提携におけるタイトルのうち、16年11月4日現在未配信のタイトルは織り込んでいないとしている。これが、スーパーマリオランのことを指しているとみられ、予想は保守的との見方が出ている。
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