2020年4月の訪日外国人客数2900人、前年同月比マイナス99.9％

ホテル、観光サービス業はコロナウイルス影響ダメージ

訪日外国人客数を増やし観光立国ニッポンを目指してたが、新型コロナウイルス感染拡大阻止の為に、世界中の各国が外国人の入国禁止措置をとり、渡航禁止など観光業界、航空業界が窮地に陥っている。

5月20日に日本政府観光局が発表した内容によると、2020年4月の訪日外国人客数2900人、前年同月比マイナス99.9％と964年以降、過去最低の推移時となった。

日本政府は抗体検査、PCR検査で非感染が確認されたビジネス渡航者には、コロナウイルスの陰性証明書を発行して中国など渡航を容認する方向で検討に入ったと報じられており、徐々に海外との往来が始まる様子。

とはいえ、かつてのように中国人による爆買いなどの日本観光客が回復するのは時間が掛かるとみられている。世界的に経済ダメージを受けて、裕福な海外旅行をする余裕のある富裕層が慎重なため、日本国内の観光サービス業はダメージが大きい。