サンバイオ目標株価引き上げ、野村證券がSB623普及を評価

サンバイオ投資判断「BUY」

バイオベンチャーのサンバイオ(4592)が、SB623(TBI)フェーズ2試験、外傷性脳損傷の治験にて主要評価項目達成と良い結果を出したことで株価は3日ストップ高、4営業日目は普通に寄り付き5910円から6840円まで値上がりした。

野村證券アナリストレポートでは、サンバイオ投資判断を「BUY」、目標株価5000円→7000円へ引き上げた。再生細胞薬SB623の開発進展がカタリスト、米国で実施中のSB623慢性期脳梗塞を対象としたフェーズ2b試験は2020年1月上期に結果発表予定。

バイオ担当アナリストは、米国での成功確率を60％→70％へ引き上げ、ケアネット(2150)との資本業務提携により再生細胞薬の認知と適正使用が進む可能性が高まったと評価している。