ストック・セレクション・マンスリー2018年2月
米国株式市場が2018年2月2日にダウ工業株が665ドル75セント安の2万5520ドル96セント、翌日は更に大幅安となり一時1600ドル近く下落して終値は1175ドル21セント安の2万4345ドル75セントと史上最大の下げ幅を記録して世界同時株安が加速した。
米国株下落の理由はFRB議長の交代タイミングに、平均時給の上昇や雇用状態が強い経済指標になったことで米国利上げ観測が高まり長期金利上昇が債券買い・株売りとなった事が挙げられる。その他、恐怖指数と言われるVIX指数が急騰、英国国民投票「Brexit」や「チャイナショック」以来の緊張の高まりが史上最高値圏内にある株価の利食い売りを促した。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、世界株価急落後の米国株・日本株相場の見通しレポート発行や、今後の銘柄選択に役立つ「ストック・セレクション・マンスリー2018年2月」を発行した。レポートによると常に変化するマーケットをタイムリーに対応するために、マーケット環境の見通しを想定したうえで月間のトップピックとなりえる銘柄を投資情報部で選定して紹介している。
同証券では注目テーマとして、世界的人手不足でロボット需要拡大、ネットワークカメラ市場の拡大が続く、値戻し進むシリコンウェハ、ゲーム機販売の好調は業界全体に恩恵、宅配便の運賃値上げが幅広く浸透、成長する中小企業向けM&A市場、以上6つの投資テーマを掲げている。
機械・ハイテク
ミネベアミツミ(6479)
THK(6481)
日本電産(6594)
パンソニック(6752)
富士通ゼネラル(6755)
ソニー(6758)
キーエンス(6861)
ファナック(6954)
ローム(6963)
キヤノン(7751)
自動車
デンソー(6902)
素材・市況
信越化学(4063)
アミューズメント
任天堂(7974)
建設・住宅
コムシスHD(1721)
大和ハウス工業(1925)
太平洋セメント(5233)
小売り
スタートトゥデイ(3092)
丸井グループ(8252)
イオンモール(8905)
ITサービス
日本M&Aセンター(2127)
オリエンタルランド(4661)
リクルートHD(6098)
TIS(3626)
スクウェア・エニックスHD(9684)
ヤマトホールディングス(9064)
ディフェンシブ
アサヒグループHD(2502)
塩野義製薬(4507)
テルモ(4543)
中小型・新興市場
アウトソーシング(2427)
日特エンジニアリング(6145)
アンリツ(6754)
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