カチタス初値1665円、公開価格を1.5％上回る上場初日

カチタス新規上場、東証一部へ

2017年12月12日、東証一部市場にカチタス(8919)が新規上場した。きょうはＩＰＯが2銘柄あり、カチタスは取引開始とともに初値をつけ、東証マザーズ市場へ新規上場の一家ダイニングプロジェクト(9266)は買い気配となっている。

株式市場関係者によるお、カチタス初値予想コンセンサスは公開価格1640円に対して、1840円～2040円との観測が強かったが、今回は大型案件と再上場案件という点で初値パフォーマンスが低かった。

カチタス事業内容は戸建てなど中古住宅を買取り、内装と外装をリフォーム手掛け不動産の付加価値を高めて販売する事業モデル。2012年に名証セントレックス市場から上場廃止した「やすらぎ」が再上場した。

公募2105万6300株、オーバーアロットメントによる売出し196万9000株、主幹事は大和証券、上場時の時価総額は680億円を超え、小さく始まり大きく育つＩＰＯになればと注目されている。