元FRBバーナンキ議長が来日、銀行株が物色される
銀行株が軒並み買われている、下落相場で外国人投資家がポジション比率を落としたことから、いまのタイミングで買っているとか、世界の銀行株に見直し買いが入っているなどと話題になった。
三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、三井住友FG(8316)、みずほFGなどメガバンクを始め、業種別株価指数では33業種中、銀行業が上昇率トップとなった。
元FRBバーナンキ議長が来日した、日銀黒田総裁、安倍首相との会談をしたことで金融界はヘリコプタマネーを推奨するのではないか?と思惑があったことも銀行株上昇の手掛かり材料となった。
ANNニュース:https://gunosy.com/articles/Ro7d3
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ヘリコプターマネーは銀行株にどのような影響を与えるのか?
ヘリコプターマネーを提唱する元FRBバーナンキ議長(helicopter money bernanke)と安倍首相は30分間の会談を行ったが、ヘリコプターマネー議論は無かったという。バーナンキ氏は日銀黒田総裁との会談、安倍首相との会談をしたことで市場では「日本政府にヘリコプターマネー論を講義しに行った」として、ヘッジファンドなどは円売りポジションに傾けていたという話もある、現実に外国為替市場では6月24日、7月8日の2回も1ドル=100円割れとなったが、短期間で1ドル=105円寸前までドル高・円安となった。
一般的に日本ではヘリコプターマネー導入は法的に非現実的
債券価格の下落
国債の格付け低下
自国通貨安でどこまで円安になるかわからない
ハイパーインフレの危機
中期的な財政赤字の削減
一度、ヘリコプターマネーを容認すると政治的に歯止めが利かなくなる
ヘリコプターマネーは銀行にポジティブという意見も
マイナス金利の深掘りなしでインフレ期待が高まる
利ザヤの拡大期待で銀行株価にはポジティブ
金利がプラス領域に入れば満期国債への再投資可能
国債の格付けが下がると海外での預金残高が減る可能性
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