シャープ東証一部は年内を想定
鴻海精密工業傘下のシャープは6月30日に、東証二部から東証一部へ市場変更の上場申請をしたと発表。株主総会で6月末に東証一部復帰申請、年内を目処に東証一部へ上場すると公言されてたことで驚きはないが、今後シャープ株価買い需要のイベントになりそう。
これまでの経緯は、2016年3月期に連結債務超過になったことを理由に、2016年8月にシャープ株は東証一部から東証二部へ指定替えとなった。当時シャープ株価は87円まで下落した。その後、業績急回復の期待と、材料性から2017年4月に株価504円まで回復、時価総額2兆5000億円を超え、京セラの時価総額に並んで話題となった。
シャープ買い需要は1億1500万株
三菱UFJモルガン・スタンレー証券によると、東証一部に上場申請後、審査に数か月かかる事から東証一部復帰は10月頃と予想。東証一部市場銘柄になることで、TOPIX組み入れ連動パッシブ資金による買い需要が発生。
同証券の推計試算では、シャープ株数ベースで1億1500万株、日数ベースで5.2日のインパクトが見込まれるという。
シャープ株価チャート引用:ヤフーファイナンス
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