そーせいグループCOPD治療薬、ノバルティスが売上高動向を発表
そーせいグループ(4565)、ぺプチドリーム(4587)、ヘリオス(4593)などのバイオ株が小動き、投資家のバイオ人気は3月に東証マザーズ市場へ新規上場したソレイジア・ファーマ(4597)に移ってしまったかのような株価の値動きになっている。
ソレイジア・ファーマは公開価格185円、IPO初値は234円だったが上場後の株価推移が超アウトパフォーマンス。4月21日には645円まで買われて上場来高値を形成した。直前にマネックス証券で「ソレイジア・ファーマ個人投資家向けオンライン会社説明会」を開催したことで一気に高値をつけた。
そーせいグループが手掛けるCOPD治療薬(慢性閉塞性肺疾患)の売り上げ動向が、スイス大手製薬会社ノバルティス決算発表で詳細が判明した。
みずほ証券アナリストレポートは4月25日付けで、ノバルティス1月~3月期の決算発表からCOPD治療薬の売上高は、「シーブリ」が前年同期比3%増の3600万ドル、「ウルティブロ」は前年同期比17%増の9100万ドルとわかった。
為替影響を抜いた成長率はシーブリが前年同期比6%増、ウルティブロが19%で、みずほ証券アナリスト予想をやや上回ったと解説している。シーブリ販売は日本とヨーロッパ地域で成長鈍化となっているが、4月からSunovion社からアメリカ国内での販売が成長路線になる材料とみられている。
みずほ証券による、そーせいグループ投資判断は「買い」、目標株価2万6100円継続となっている。
参考そーせいグループ野村證券レーティング「BUY」目標株価引き上げ
Chronic Obstructive Pulmonary Disease(慢性閉塞性肺疾患)
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