ブイ・テクノロジー株価下落、海外投資家による保有株を利益確定売り

ブイ・テクノロジー株価下落はファンド売り圧力

ブイ・テクノロジー(7717)が軟調に推移、テクニカルチャート重要な節目となる２５日移動平均線を割り込んで下落トレンド入りの兆しとなった。有機ＥＬディスプレイ関連株として好業績、有望銘柄と上昇相場だったがトレンド変化が出ている。

市場関係者からは５％ルール大量保有報告書でバークレイズが保有するブイ・テクノロジー株式を一部売却していることが判明した。２月２２日提出された最新資料では、従来保有株比率８．４５％から６．９９％に減少、３５万１４００株まで保有株が減少した。

他の海外ヘッジファンドも保有株売却の動きが確認されている。米国ルネッサンス・テクノロジーズは２月１７日に提出した５％ルール大量保有報告書で、保有株比率９．１１％→６．８８％まで一部を売却処分、３４万５８００株まで保有株が減少していることが判明している。

２社ともまだ保有株が残っているので、仮に全部売り切りとなれば下値模索が続く可能性があり人気株だけに市場関係者の間で話題となった。