東芝、不正会計賠償請求訴訟の準備と報じられる
東芝(6502)が3日ぶりに急反落。一時、前週末比15.2円(5.8%)安の244.7円まで売られている。寄り付き前の成り行き注文では173万株の売り越し注文だったようで株価下落は売り優勢の展開。
きょう付の朝日新聞デジタルで、「2015年に発覚した東芝の不正会計問題を巡り、株価の下落で資産が目減りしたとして、三菱UFJ信託銀行など複数の信託銀行が東芝に対して損害賠償請求訴訟の準備をしていることが分かった」と伝えられた。
虎の子の半導体事業の分社化という苦渋の選択をしたばかりの同社にとって、損害賠償の支払いとなればさらなる財務悪化につながるとの見方から、嫌気した売りが膨らんでいる。東芝に関しては27日にNAND事業の分社化、出資受け入れと分社後のIPOも視野に入れてることをコメント、さらに原子力発電事業で買収した米国ウェスティングハウスとの関係を含めて見直しをやっていくとコメントしている。
証券アナリストによると、信用力の低下と資本増強が問題になっている東芝がNAND分社化と出資受け入れは連結ベースで資本増強につながり早期に実現すれば競合他社との優位性を確保できるという。
引用:東芝不正会計事件
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