日本エスコン自社株買い発行済株式総数1.9％と業績上方修正を発表

日本エスコン、不動産ビジネスを積極的に展開

日本エスコン(8892)が反発、買い気配スタートし一時、前日比15円（3.5％）高の446円まで買われている。27日引け後、発行済株式総数の1.9％にあたる135万株、４億3000万円を上限に自社株買いを実施すると発表した。取得期間は17年１月４日から３月31日。株式需給の改善を期待した買いに上伸している。

併せて、16年12月期連結業績予想の上方修正を発表した。売上高は327億円から343億円（前期比23.8％増）へ、営業利益は42億円から45億8000万円（同14.2％増）へ引き上げられたため、こちらも株価上昇を後押ししている。

中核事業の分譲事業でマンションの販売が順調に推移したほか、収益不動産の販売、土地企画販売、宅地販売等を行うとともに、第２、第３の中核事業の商業開発事業、ホテル開発事業等、多面的な不動産ビジネスを積極的に展開したことが寄与した。